【2020年度版】『合格革命行政書士スタートダッシュ』は、初期にも直前期にも使える

『合格革命』シリーズには、本格的な学習に入る前に読むための入門書が用意されています。
こちらです。

この記事では、『合格革命行政書士スタートダッシュ』を画像付きで紹介し、効果的な使い方を考えます。

※本書は出版社様にご提供いただきました。

『合格革命行政書士スタートダッシュ』の特色

本書は、行政書士試験の初めの一歩として試験制度や頻出テーマの概要を押さえ、その後の学習をスムーズにしてくれます。
また、法律学習の基本である条文の読み方についてもマスターできるよう構成されています。
特色を詳しく見ていきましょう。

全試験科目から、重要テーマをセレクトして解説されています。
『基本テキスト』と似た構成ですが、入門用の易しい説明となっています。
各テーマの冒頭では、要点を「スタートダッシュのポイント」として掲載。

目次には、各ページと『基本テキスト』のリンクが明示されています。

随所にあるコラムで、今後の学習に必須となる条文の読み方が学べます。（全12コラム）
この基礎知識があるかないかで、学習効率は大きく変わります。

本書冒頭には『民法改正要点まとめ』という特集があり、全4ページで大まかに改正点を紹介。

各科目の冒頭には『科目別ガイダンス』か掲載。
概要説明や出題テーマ分析表のほか、攻略のポイントが解説されています。

本書は『合格革命』シリーズで勉強したい方が最初に読む一冊です。
必須というわけではありませんが、その後の学習をスムーズなものとしてくれるでしょう。

私の場合は、ある程度学習が進んだ後から直前期まで本書が活躍しました。
本書は重要テーマがコンパクトにまとまっているため、ちょっとした知識の確認をする際に役立つからです。
必要な図表も多く収められており、わざわざ重い『基本テキスト』を開かなくても本書で済むことも多々ありました。

さらに直前期に本書を読み直せば、知識が抜けている必須知識がないかを確認できます。
本書の内容で理解できていない項目があれば、本試験までにぜひフォローしておくべきでしょう。

本書は学習初期だけではく、ちょっとした調べものや直前期の知識チェックなど、多くの場面で活用できる一冊です。
『合格革命』シリーズをメインにする方は持っておいて損はないでしょう。