2022年度(令和4年度)行政書士試験まで1週間となりました。
受験申込人数は今年も6万人を超え、会場の追加が行われたところも。

きっと一日一日ベストを尽くしておられると思いますが、今一度、最後に行うべきことをまとめたいと思います。

全体的な復習を行い、記憶を整理する

これまで多くの問題を解き、情報の一元化をしてきたと思います。
それらの情報は皆さんの財産です。
この1週間はそれらを見返し、かつてつまづいた箇所や重要だと思ってメモした内容を振り返りましょう。
本試験で過去の学びを鮮明に思い出せるよう、集中して取り組みます。

暗記が必要な知識も、直前に覚えるのが最も効果的です。
特に細かい数字が出てくる部分はしっかりと頭に叩き込んでおきましょう。

全体的な復習をしながら、本試験前日や当日に勉強したいものを絞り込みます。
試験前の限られた時間でやることを決めておくのです。

私の場合は以下のものを当日持っていくことにしました。

  • まとめノート(直前に見たい箇所にしるしをしておく)
  • 記述式問題集(特に覚えたいフレーズをメモしておく)
  • 薄型六法(憲法や行政法の条文確認用)

当日の持ち物の確認・準備

受験票や筆記用具をはじめ、当日必要なものを確認、準備しておきましょう。
今年も新型コロナ対策として、マスクが必須になります。
そのほか、注意点をまとめておきます。

  • 感染対策として換気が行われる場合があります。調整がきく服装を準備しましょう。
  • 腕時計は計算機能などがないものを用意します。(規定外のものは使用を止められ、時間が全くわからない事態になります。)
  • 膝掛けや座布団が使用できます。(ただし当日許可が必要)
  • 鉛筆や消しゴムは複数持参することをおすすめします。(忘れた人に貸してあげるくらいの心の余裕を)

交通手段の確認

会場までどの手段で行くのか、どのくらい時間がかかるのか、確認しておきましょう。
早めに着いた場合どこで過ごすのかもイメージしておくといいと思います。

私は会場のロビーで勉強しようと思っていましたが、直前まで建物自体に入れませんでした。

まとめ

試験勉強も総まとめの時期になっていますが、それ以外の準備も抜かりなく行っていきましょう。
また、万全の体調で当日を迎えることができるよう、健康には十分に注意してください。

プレッシャーが高まっていると思いますが、当日までに何をやるかを細かく決めることにより、気持ちに余裕が出てきます。
残りの1週間、ぜひ頑張ってください。
そして当日はなるべく楽観的な気持ちで臨み、これまで培ってきた力を存分に発揮してきてください。
受験生の皆さんを心から応援しています。