当ブログでは、行政書士試験用の教材を多数レビューしてきました。
シリーズごとに特色が異なるため、迷っている方もおられるでしょう。

そこでこの記事では、LEC、伊藤塾、『合格革命』、『みんなが欲しかった!』の4シリーズを比較してみます。
おもに比べるのは、基本となるテキスト。
それぞれの持つ個性を確かめてください。

さらに、シリーズごとの教材ラインナップも押さえていきます。

LEC(東京リーガルマインド)

LECは言わずとしれた資格予備校。
教材の特色は、受験生にとことん寄り添った作り込みです。
講座で培ったノウハウがしっかり収められています。

LECのテキスト

LECの『合格基本書』の紙面を見てみましょう。

LEC合格基本書

他社のテキストはフルカラーになっていくなか、LECは2色刷りを貫いています。
これは、受験生が自分でマーカー・書き込みを入れていくことを目的としたものです。

さらに、各章が見開き完結型になっているため、スキマ時間を使った学習にも最適。
2019年度版からは、別冊の薄型六法も付くようになりました。

LECの教材ラインナップ

過去問集、記述式問題集、模試など、必要なものは揃っています。
2019年度版からは、テキストに準拠した基本問題集もラインナップに加わりました。

判例をじっくり読みたい方は、他社の判例集を購入する必要があります。

伊藤塾

伊藤塾も大手資格予備校です。
教材の特色は、より本試験を意識した実戦的な内容です。

伊藤塾のテキスト

伊藤塾『総合テキスト』の紙面を見てみましょう。

伊藤塾『総合テキスト』

2019年度版よりフルカラーにリニューアルされました。
図表を含めた中身も刷新されており、とても見やすいテキストになりました。
知識の整理に役立つ表が数多く収められています。

以前からの特色である別冊の薄型六法は引き続き付属しています。

伊藤塾の教材ラインナップ

教材の種類こそ少ないものの、高い完成度を誇ります。
とくに『民法・行政法 解法スキル完全マスター』は個人的に強くおすすめする参考書です。

過去問集、判例集がないため、必要であれば他社のものを購入することになります。
記述式問題集もありませんが、『総合問題集』では記述式問題が多めです。

『合格革命』

『合格革命』シリーズは、早稲田経営出版が発行する独学教材。
充実した情報量で、信頼できるシリーズです。

『合格革命』のテキスト

『合格革命 基本テキスト』の紙面を見てみましょう。

『合格革命 基本テキスト』

色分けされた見やすい構成になっています。
実戦に役立つ脚注も充実しており、情報量は多め
安心感がある反面、初学者にとってはやや難しく感じる場合があるかもしれません。

薄型六法は付属していません。

『合格革命』の教材ラインナップ

基本的な教材のほか、『肢別過去問題集』、『出るとこ千問ノック』という一問一答式の問題集が人気を誇ります。

過去問集、判例集がないため、必要に応じて他社のものを購入することになります。

『みんなが欲しかった!』

『みんなが欲しかった!』シリーズは、資格予備校TACが作る初学者用のシリーズです。
わかりやすく、かわいい紙面が特色です。

『みんなが欲しかった!』のテキスト

『みんなが欲しかった!行政書士の教科書』の紙面を見てみましょう。

『みんなが欲しかった!行政書士の教科書』

カラフルな紙面が印象的です。
初学者でも全体像がつかめるよう、図が多用されています。
かわいい紙面ですが、もちろん情報は確かなものです。

テキストは5つの分冊にできる設計で、持ち運びに便利です。
薄型六法が付属し、条文中のキーワードが赤シート対応になっています。

『みんなが欲しかった!』の教材ラインナップ

教材ラインナップはとても充実しています。
基本的なものに加えて、肢別問題集、記述式問題集、判例集、5年過去問題集など、ほとんどのものが揃います。

どの教材も初学者に優しく、ていねいでわかりやすい解説が充実しています。
価格のわりにページ数も多めです。

まとめ

教材はシリーズで使うと効率良く学習できます。
好みのシリーズを軸にして揃え、足りないものを他社のもので補うようにすると良いでしょう。