行政書士試験は試験範囲が広いため、「情報の一元化」が重要です。
情報を1カ所に集約して、いつでも参照できるようにするということですね。

テキストや六法に書き込むことによって情報の一元化をする人もいれば、ノートを作る人もいるでしょう。
私の場合はノートを作りました。そのメリットについては以下の記事をご覧ください。

この記事では、私がどんな方針で「まとめノート」を作ったかを科目ごとにご紹介します。
後半では、「のすけ式ノート術 7カ条」をお届けします。

まとめノートは、全体像を理解してから作り始める

上記記事にも書きましたが、まとめノートは、その科目の全体像を理解してから書き始めます。
理解していない状態で始めると、ただの丸写しになってしまう可能性が高く、書く意味がほとんどないでしょう。

ですから、まずは基本テキストや参考書で全体像をつかみ、ある程度理解することに集中します。

科目ごとのノートの内容

私は全科目のノートを作りましたが、科目によって内容は大きく異なります。
重要性や特徴がそれぞれ異なるからです。
得意・不得意や戦略によっても変わってくるでしょう。

私がノートにまとめた内容を、科目ごとにお伝えしておきます。

行政法:
『よくわかる行政法』(自由国民社)を自分なりにまとめていく。
この参考書は文章主体で書かれているが、ノート化するにあたって自分なりに図表に変換するようにした。
すでによく理解している内容については簡略化して書くようにした。

民法:
『よくわかる民法』を自分なりにまとめていく。
ノート化の方針については行政法と同様。

憲法:
全体を網羅するノートは作成しなかった。
直前期になってから、統治分野の重要事項のみを直前チェック用にまとめた。

基礎法学:
憲法のページの空きスペースを利用して少しだけ。
裁判制度だけを直前チェック用にまとめた。

商法・会社法:
『よくわかる会社法』を自分なりにまとめていく。
ただし商法・会社法は基本事項以外は手を出さない戦略を取ったため、ノート化したのもごく一部。

一般知識:
『合格革命 行政書士 基本テキスト』の内容を自分なりにまとめ直す。

【のすけ式】ノート作り7か条

ノートを作るときには、以下のルールを設けました。

1.ルーズリーフを使う
2.ノートサイズはA5
3.黒色ボールペンのみを使用する
4.できるだけキレイに書く
5.修正テープ・定規は使わない
6.文や段落の単位で字下げを行ない、階層的な構造にする
7.ツリーやフロチャートを書いてわかりやすくする

一つずつ、理由をお伝えします。

ルーズリーフを使う

ルーズリーフであれば、ページの追加・削除が簡単です。
復習の際に特定の科目だけを取り出すのも楽なので、ルーズリーフを使いました。

ノートサイズはA5

ノートはA5サイズにしました。
大きいサイズを使うと、ついついたくさん書きすぎてしまうと思ったからです。
簡潔でわかりやすいノートにするために、あえて小さめのA5を選びました。

黒色ボールペンのみを使用する

ノートはすべてボールペン1色で書きました。
まとめノートは一度作ったら終わりではなく、徐々に育成していこうと考えていたからです。
まずは黒色だけでまとめておいて、学習が進むにつれて補足事項を別の色で書き込んだり、直前期に再度チェックしたいところにマーカーでしるしをしていこうと考えていたのです。

色に頼るのではなく、「黒一色でもわかりやすい」と思えるほどわかりやすい書き方をしたいとも思っていました。

できるだけキレイに書く

ノートは本試験までずっと使い続けるパートナー。
大切に育てていく子どものような存在です。
見やすさ・わかりやすさはもちろん、使い続けるモチベーションの維持のためにも、できるだけキレイな字で書くよう心がけました。

修正テープ・定規は使わない

なるべくキレイに書きますが、修正テープと定規は使わないルールにしました。
この二つを使うと、キレイに書くことにこだわり過ぎてしまうと思ったからです。

間違えたら二重線で訂正すればよく、図表の線などはすべてフリーハンドで書きました。
このことで適度な緊張感も生まれ、時短に繋がりました。

文や段落の単位で字下げを行ない、階層的な構造にする

内容がどのような論理構造になっているのかわかるよう、字下げをしながら階層的に書いていきました。
論文・レポートを書くような感覚です。

まとめノート作成編

ツリーやフロチャートを書いてわかりやすくする

『よくわかる』シリーズは文章主体で書かれていますが、それを自分で図表化するようにしました。
構造や流れがわかっていないと図表化できないため、時間がかかりますが、この作業で理解が深まります。
あとから見たときにもよく分かります。

まとめノート作成編

まとめ

以上が、私がまとめノートを作った方法です。
ノートを作る場合には、自分に合いそうなところを取り入れていただければと思います。

一度作ったまとめノートは、その後も受験生活のパートナーとして活躍します。
その方法については、また別の記事でお伝えします。