テキストを読みながら自分なりにノートにまとめ、知識を整理した私。

それと並行して「合格革命 基本問題集」を初回間違えた問題のみ解き直して、いよいよ過去問に挑戦することにしました。

【本試験まで3か月】満を持して過去問を通しで解いてみる

2017年8月半ば、いよいよ本試験まで3か月を切ってきました。

じつはこの時まで、過去問を通しで解いたことも概観したこともありませんでした。
というのも、独学派にとって自分の合格可能性を知る唯一確実な方法=「過去問を解くこと」と思っていたからです。

市販の模試はたくさんありますが、本試験のレベルが再現されているのか若干疑っていたので、実力を知るために本試験の過去問はなるべく触れずに取っておきたかったんですね。
(後にわかりましたが、市販の模試も十分に実力を試すのに役立ちます。)

一方で、あいまいな知識で過去問を解くと悲惨な点数になるのではと恐れていたのも事実です^^;
しかし試験範囲をひと通り学び終えた今、ついに実力を試すときが来ました。

初めて通しで解いた過去問は平成23年度の本試験問題。
3時間続けて問題を解く自信はなかったので、初回の特例措置として3回に分けて解きました^^;

なんとかすべて解き終えて、いざ緊張の採点。
合格ラインは300点中180点です。さて採点結果は・・・

 

164点。

うーん、不合格です(._.)
やっぱり現実はそう甘くなかったですね。

初めて挑戦した一般知識の問題で14問中11問正解できたのは収穫でしたが、逆に言えば一般知識で44点も取れているのに総合で164点。
法令科目の実力のなさを痛感する結果となりました。

間違えた問題から苦手分野を分析し、テキストやノートでの確認作業をしていくことにしました。

【本試験まで2か月半】過去問を進めつつ、基礎知識の見直し

ここからは、週間に1回過去問を通しで解いていくことに。
それと平行して、判例集の通読も開始。憲法と行政法にしぼってひと通り読むことにしました。

過去問を見てわかったのですが、基礎知識があっても判例を知らなければ絶対に解けない問題も多いからです。
過去問では合格点を取れるようになっていきました。

  • 平成24年度・・・224点
  • 平成25年度・・・198点
  • 平成26年度・・・170点
  • 平成27年度・・・196点
  • 平成28年度・・・194点

これらの点数から、ある程度の手応えは感じます。
とはいえ、過去問にある問題の一部はすでに「基本問題集」や「よくわかる」シリーズで解いた経験のあるもの。
この点数をそのまま実力だと考えることはできませんでした。

半分はホッとしつつも、これから本番までの2か月、実力を高めていく決意をしたのでした。

まとめ

過去問をどのタイミングで解き始めるかの戦略は、なかなか難しいです。
試験のレベルを把握するためにも、もっと早い段階でひと通り解いてみるのも良いかも知れません。

もっとも、知識が不十分な段階で過去問に挑戦すると、悲惨な点数になってモチベーションが下がる可能性もあります。
なかなか難しいところですね。

しかしやはり、準備期間をもっと長く取れるのであれば、早めに過去問を通しで解いてみることをお勧めしておきます。