半年間の独学生活を経て、ついに2017年度行政書士試験の当日となりました。

この記事では、本試験当日を振り返り、試験の様子などをなるべく詳しくお伝えしたいと思います。

【本試験当日】緊張でガチガチに!力を出し切れるか。

2017年11月12日、ついに本試験当日を迎えました。受験勉強の成果が問われる長い一日が始まります。

起床から試験直前まで

前日の夜は早めに床につき、当日は6時に起きました。
朝食を済ませたあと家を出るまでの2時間ほど条文やノートを見返しました。

ちなみに当日に行なった勉強は前日と同様で、

  • ノートを読み返す
  • 条文を読み返す(憲法・行政法)
  • 「合格革命 40字記述式問題集」で復習する

以上の3つです。

といっても、当日はさすがに落ち着いて勉強できる気分ではなく、ただ文字を目で追っているだけという感じでした。
それでも、復習することによって気分を少しでも落ち着かせる効果はあったと思います。

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試験会場には電車で向かいました。
受験票には「試験室への入室は11時50分から始めます」とあったので、それに確実に間に合うように出発。
会場となる大学に着いたのは11時です。

会場周辺ではすでにいくつかの資格予備校のスタッフが資料を配っていたので、1つもらいました。
早く着いたら校舎内のロビーで勉強しようと思っていたのですが、校舎そのものがまだ開いていませんでした。

そこで近くのコンビニのイートインスペースで腹ごしらえしながら勉強することに。
入ってみると、すでに他の受験者が大勢勉強していました。

電車内でも勉強していたのですでにやり切った感があり、結局ただおにぎりを食べただけでした。
あとは周囲の受験生が使っている教材を観察したり。
また、もらった予備校の資料のなかには「最終チェックリスト」が入っていたのでそれを眺めたり。

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そうこうしているうちに開場時間となりました。
開場と同時に大勢の受験者がキャンパスになだれ込みます。
行政書士試験は老若男女幅広い受験生がいるんだなと妙に関心しながら指定された試験室へ。

試験開始までは何度もトイレに行ったり、ノートを最終確認したり、とにかく落ち着きませんでした。
緊張感もこの時がピークで、寒くないのに手がかじかむなど、体にも異変が!

12時30分には注意事項の説明が始まるので、勉強できるのはここまでです。
国家試験だけあって重々しい雰囲気のなか注意事項が読み上げられます。

問題と解答用紙が配られ、満を持して試験開始の合図です!

すべてを出し切った3時間

本試験中は、緊張感もありましたがとにかくすべてを出し切ろうと集中しました。
試験直前は寒気を感じていたのが、試験が始まると徐々に熱くなり、最後には一枚脱いでいました!

私の場合は最初から最後まで順番に解いていくスタイル。
最初の基礎法学・憲法は難しく心が折れそうになりましたが、なんとか埋めました。

行政法民法は手応えあり。
ただし行政法で1問、明らかに時間を取られそうな問題があったので後回しに。
結果的に良い判断だったと思います。

商法・会社法は作戦どおりほぼ当て勘で。

多肢選択式・記述式は手応えあり。

一般知識は足切りがあるだけに、とくにドキドキしながら解きました。
山崎豊子の著作を問う問題など意表を突く問題もありましたが、文章理解3問が易しめだったのは救いでした。

2時間20分ほどですべてを解き終え、入念な見直しを。
マークミスがないかどうかを中心にチェックしました。

こうして3時間の闘いは終わりました。

興奮冷めやらぬ試験終了後

試験終了後は、すぐに電車に乗って家へと向かいました。
電車の中では受験生たちが口々に試験について会話しています。
私も、はやる気持ちを抑えきれずツイッターで受験生の声を検索。

やはり山崎豊子の問題と金正恩の問題はすでに話題になっていました。
私は山崎豊子は間違えたものの、全体的には期待が持てそうな印象でした。

帰宅後、予備校の発表を見ながら自己採点

帰宅後は夕食を済ませ、予備校の解答速報が出るのを待ちます。
解答速報は早いところで8時から始まります。

そしてドキドキの自己採点。
足切りのある一般知識から採点すると、14問中10問正解!足切りを免れました!

そして法令の方も採点すると予想以上に正解が多く、合格点に達しました!

もちろんまだ自己採点なので合格発表があるまでわからないのですが、少なくとも試験当日としては本当に嬉しい気持ちになったのを覚えています。

まとめ

試験当日に関しては、一日の流れを詳細に記録する形にしました。
これまでの受験生活を締めくくる日ですから、その緊張感は凄まじかったです。
これから受験される方の参考になれば幸いです。