いつもご覧いただき、ありがとうございます。のすけです。
2018年度行政書士試験まで、あと1か月になりました。
受験生のみなさんはきっと、日に日に増し加わるプレッシャーと闘っていることでしょう。
この記事では、あと1か月の心がまえや、どんな勉強をしたら良いのかといった点をお伝えしたいと思います。
ネガティブになって当然!でも心の奥底では・・・
この時期になると、模試をいくつか経験し、自分の実力に向き合わざるを得なくなります。
模試はたいてい、本試験よりも難しめに作られているので、あまり良い点数が出ないんですよね。
本試験では簡単な問題(サービス問題?)もいくつか出されますが、模試でそういう問題は作りづらいんだと思います。
論点ごとの予想問題もかねているので、ある程度のレベルで作らないと意味がないということでしょう。
でもやっぱり落ち込みますよね、良い点数が取れないと。
「やっぱり自分には無理なのかな」とか、「今までやってきたことは何だったんだろう」などと感じると思います。
そして仮に良い点数が取れたとしても、「たまたまでは?」とか「本試験ではこううまくはいかないだろう」などと感じます。
どちらにしても、ネガティブになりやすいですよね。
この不安な気持ちは、今までがんばってきたことの裏返しです。
誰だって、努力が報われないのは恐いですから。
でも、ネガティブになるのは自然な反応だし、いいと思うんです。
吐き出せるところがあれば、家族であれツイッターであれ、吐き出していいと思います。
そして心の奥底では、「絶対に受かってやる」という闘志を消さないでいてほしいです。
そもそも心配しているということは、それだけ「受かりたい」という気持ちが強いということですよね。
不安な気持ちは英語で「anxious」と言いますが、この言葉には「切望する、熱望する」という意味もあるそうです。
不安と切望は表裏一体なんですよね。
これまで一生懸命勉強してきて、「絶対に合格したい!」と切望しているあなたは、とても前向きだと思います。
いっぱい弱音を吐いて、でも内心では「最後には笑ってやる」という自信を持っていていいと思います。
なんと言っても、あと1か月あります。
ほとんどの合格者は、直前期に実力が一気に上がったと感じているようです。
それもそのはず。
法律の勉強は難しいので、地道な積み重ねが欠かせません。
だから、これまで長い間がんばってきたのは、下積みに過ぎません。
いわば「伏線」を張る作業をしてきたんですよね。
そしてここからのラスト1か月で、その伏線を一気に回収していきます。
きっと本試験当日には、今よりも2段も3段もステップアップしていることでしょう。
やるべきことをやって、少しでも不安を自信に変えていけるといいですね^^
あと1か月でやっておくべきこと
ラスト1か月は、これまでの学習の総まとめになります。
ですから基本的には、新しい問題集に取り組むのではなく、これまで使ったテキスト・問題集の復習になると思います。(模試は除きます。)
各自の戦略によってラスト1か月の学習内容は変わってきますが、私が思う「あと1か月はこれをやる!」を挙げておきます。
- これまでに解いた過去問、模試、問題集で間違えた問題を解き直す
- 情報の一元化をしたもの(テキスト、六法、ノートなど)を、1週間に1回、ざっと見直す
- 条文を読みながら復習する(憲法、行政法)
- 判例集を読む(憲法、行政法)
- 一般知識も毎日短時間でいいので復習する
- 実践的な参考書を読む(『民法・行政法 解放スキル完全マスター』など)
なお、これらの学習をする際に、本試験前日や当日に見直すメモを作っていけるといいと思います。
記述式問題で出そうなフレーズなどを書き込めます。
まとめ
不安が高まるラスト1か月。
弱音も吐きながら、どこかに根拠のない自信も持って、最後まで走り続けましょう。
学習は、これまで張ってきた伏線を一気に回収していくイメージです。
少しでも可能性を高められる学習内容を、各自考えていきましょう。
体調にも気をつけて、がんばってください!