2022年1月26日(水)、行政書士試験の合格発表がありました。
行政書士試験研究センターのホームページで合否を確認された方が多いと思います。

令和3年度(2021年度)の合格率は11.18%でした。
前年度の10.7%からはやや上昇しましたが、やはり難しい試験であることがわかりますね。
なお、基準点の補正措置は行なわれませんでした。

この記事では、合格発表をうけて受験生の皆さんへのメッセージを記します。

※合格率等の推移は、以下の記事をご覧ください

合格された方へ

まずは合格された皆さん、本当におめでとうございます!
これまでの苦労が報われた瞬間ですね。

難関資格の一つである行政書士試験に合格されたことは、誇りにして良いと思います。
特に独学で試験に挑まれた方は、勉強法を模索し続け、孤独と闘いながら努力してこられたのではないでしょうか。
くじけず勉強を続けてきた自分を、ぜひ褒めてあげてください。

中には、家族や友人、同僚などの支えを得ながら学習に取り組んできた方もいるでしょう。
ぜひそのような人たちに感謝を伝えたいですね!

合格を手にし、今後皆さんはどんな道に進まれるでしょうか?
他資格など新たな分野に挑戦する方もいれば、行政書士登録に向けて準備を始める方もいるでしょう。

しばしの間は喜びに浸り、じっくりと次のステップを検討していただきたいと思います。
行政書士登録を検討している方は、当ブログの開業シリーズ記事を参考にしていただければ幸いです。

どのような道に進まれるとしても、皆さんを応援しています!

なお、合格率からわかるように、受験生の多くは合格を勝ち取ることができず残念な思いをされています。
共に頑張ってきた同士として、SNSなどでの発言では思いやりを示していきたいですね。

残念な結果だった方へ

これまでの努力が報われず、気落ちしておられることと思います。
難しい法律の勉強を毎日毎日続けてこられたのですから、ショックを受けて当然ですよね。

きっとこの試験のため、いろいろなものを犠牲にしてこられたのではないでしょうか。
途中で投げ出さずに本試験まで走り切った皆さんの努力は、素晴らしいものだと思います。

すぐに立ち直ることはできないかもしれませんが、ぜひ頑張った自分を褒めてあげてください。

もう一度試験に挑戦するか、別の道に進むかは、人によってさまざまだと思います。
自分の目指すものを改めて見つめ、身の振り方をじっくり検討しましょう。

「将来はぜひ行政書士として働きたい!」という方。
私は個人で開業して3年ほどになりますが、行政書士はとても魅力的な仕事だと感じています。
日々努力は必要ですが、新たな世界が開け、多くの出会いがあり、お客様のお役に立てる充実感があります。
いずれ皆さんと、同じ行政書士としてお会いできるのを楽しみにしています。

他の道に進まれる方も、これまでの学習で得た法的素養は武器になりますね。
今後のご活躍を祈っています。

まとめ

資格試験は合否がはっきり分かれるのが残酷なところですが、これが一つの大きな区切りですね。
合格した方もそうでない方も、改めて本当にお疲れ様でした。

当ブログは今後も、目標に向かって努力する皆さんを応援し続けます。
受験生の皆さん、行政書士を目指す皆さんに役立つ情報を引き続き発信していきますので、どうぞよろしくお願い致します。