行政書士試験に合格された皆さんの中には、行政書士としての独立開業を目指す方もおられることでしょう。
私自身も、合格の1年後に行政書士登録をし、これまで3年ほど実務に携わってきました。

この記事では、これから登録・開業をする方に役立つ情報や過去記事をまとめてご紹介します。

開業までの段取り、先輩への挨拶などの体験談

当ブログの「開業への道」シリーズでは、私が行政書士登録をしたときの体験談をつづっています。
登録・開業の段取りや支部のこと、先輩への挨拶回りや申請取次事務研修のことなどを記していますので、よければ参考になさってください。
全9記事です。

登録にかかる費用

地域により大きく異なりますが、行政書士登録にはそれなりに費用がかかります。
以下の記事では静岡県での登録を例に、登録費用の内訳をご紹介しています。

事務所名の決め方

事務所名は一度決めたら簡単に変えることはできません。
事務所運営にとっても重要な要素の一つなので、じっくり考えていただきたいと思います。

開業までの過ごし方

行政書士としての開業には、さまざまな準備が必要です。

事務所や事務所用品のこと。
実務や集客方法。
ウェブサイトや名刺など。
これまで事業を行ったことがない方であれば、個人事業主に必要な手続や経理についても理解しなければなりません。

やるべきことが膨大で圧倒されますね。
もちろん開業後にもこれらのことを勉強していきますので、それほど心配する必要はありません。

ただ、開業前の重要な期間、以下のことを考えたり勉強しておくといいと思います。

  • 行政書士にできることを知る(行政書士法、主な業務内容)
  • 興味を持った業務について少し詳しく調べてみる
  • 集客方法をイメージする(開業しただけではまず依頼は来ません)
  • 経理の勉強をする(簿記3級程度)
  • ビジネスマナーをおさらいする
  • 依頼が安定して来るようになるまでの収入確保(副業・貯蓄など?)

ちなみに私の場合は行政書士開業本を読み漁ったりしたのですが、どれも似たようなことが書いてあるので、2、3冊で十分だったかなと思っています。
やるべきことはたくさんあるので、一つのことにこだわり過ぎず、バランスよく勉強してみてください。

まとめ

行政書士としての開業は楽ではありませんが、やりがいのある仕事だと私は感じています。
良い準備をして、なるべく早く軌道に乗せることを目指していきましょう。

皆さんのご活躍をお祈りしています。