私は行政書士試験の記述式問題の対策のため、2冊の問題集を使いました。
そのうちの1冊が『合格革命 行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集』。
この問題集は基礎知識のチェックから応用まで、幅広く使えておすすめなんです。
この記事では本書の特徴、おすすめの使い方をご紹介します。
『合格革命 行政書士 記述式問題集』の特徴
この問題集は、「基礎編⇒応用編の2段階構成の『今までにない』記述式・多肢選択式問題集」というコンセプトで作られています。
「基礎編」「応用編」に分けて特徴をみていきましょう。
「基礎編」
「基礎編」は、憲法・民法・行政法の基礎知識をチェックできる穴埋め問題となっています。
3科目それぞれに「条文チェック」「判例チェック」があり、問題数も充実しているので、重要な条文や有名な判例は一通り確認できます。
この「基礎編」がなかなか良く、すきま時間のちょっとした復習に重宝しました。
答えを赤シートで隠せるようにしてあるのも良かったです。
「応用編」
「応用編」は、40字記述式問題と多肢選択式問題の予想問題となっています。
記述式問題は奇をてらった問題は少なく、重要なところを押さえていると思います。
「このキーワードは覚えておかなくては!」と思わされる問題ばかりで、とてもためになりました。
記述式の問題数は以下のとおりです。
- 行政法・・・20問
- 民法・・・・40問
本書は記述式問題だけではなく、多肢選択式問題も含まれているのが特徴です。
合格するためには多肢選択式で点数を稼ぐことも重要なので、多くの問題に触れておくと良いと思います。
多肢選択式の問題数は以下の通りです。
(すべてオリジナル予想問題)
- 憲法・・・・10問
- 行政法・・・20問
この1冊をやりこめば、相当数の予想問題にふれることができますね。
『合格革命 行政書士 記述式問題集』おすすめの使い方
この問題集は、憲法・民法・行政法という主要3科目を網羅しているため、とても有用です。
「基礎編」の条文・判例チェックは、基礎知識の確認のため定期的に使うと良いでしょう。
条文や判例の知識は、5肢択一問題でも大いに生かされます。
「基礎」とはいえ、直前期まで使う価値がある内容と言えるでしょう。
私は本試験前日にも本書の「基礎編」で最終チェックをしましたし、試験会場にも持参するほど気に入っていました。
記述式問題は良問が多いので、繰り返し解いてすべての問題に答えられるようになるのが理想です。
繰り返し解いているうちに基礎力も養われ、5肢択一問題の正答率も上がってくると思います。
記述式問題で何度も間違えた問題については、覚えておきたいキーワードをメモにして本試験直前にチェックすると良いと思います。
まとめ
『合格革命 行政書士 記述式問題集』は、主要3科目を網羅したオールマイティな問題集です。
「基礎編」で条文・判例の基礎知識をくり返し確認し、「応用編」で合格レベルの実力を養っていきましょう。
この問題集は、本試験直前まで活躍する、頼れるパートナーとなってくれるはずです。