2018年度行政書士試験まで、半年となりました。
すでに学習がかなり進んでいるかたもいれば、これから本格的に、というかたもおられるでしょう。
当ブログのレビューを参考にしてくださるかたも多いので、ここで改めて、おすすめの教材一覧をご紹介しておきます。
今年から発行が中止されたシリーズや、昨年とは大きく仕様が変わった教材もあるので、最新情報として参考にしていただければ幸いです。
この記事ではまず、「最低限の教材で合格を目指す」というコンセプトで教材を10冊ピックアップします。
その後、「万全な準備をしたいかた向けの追加教材」や「おすすめの教材は、こちらに変えてもOK!」というものをご紹介したいと思います。
行政書士試験おすすめ独学教材10選
まずは、できるだけ少ない冊数で、中身の濃い学習ができる独学セットをご提案します。
全部で10冊です。
ここで、なぜこの10冊を選んだのか、理由を簡単に解説しておきます。
まずメインテキストですが、新たに薄型六法が付属するようになった『みんなが欲しかった!行政書士の教科書』を選びました。
「初学者にもわかりやすい」というコンセプトで書かれている基本書で、全編フルカラーになっています。
可愛いイラストも多く、読みやすい印象です。
情報量では『合格革命 行政書士 基本テキスト』に劣りますが、今回は「最小限の教材で」というコンセプトであるため、薄型六法が付くことを高く評価しました。
教材はライン使いが効果的なため、基本問題集、判例集、記述式問題集、過去問集も同シリーズでまとめてあります。
どの本も、初学者にわかりやすい親切な書き方になっていると思います。
インプットを補強する参考書としては、『よくわかる行政法』『よくわかる民法』『民法・行政法 解法スキル完全マスター』を強くお勧めしています。
その他、一般知識用の参考書を1冊、模試を1冊入れて合計10冊。
これが効果的に合格を目指す最低限のセットだと結論しました。
万全な準備をしたいかた向けの追加教材
インプット用の参考書は、もし余裕があるようなら『よくわかる憲法』『よくわかる会社法』を読むのも良いでしょう。
ただし、あくまでもメインは行政法と民法であることに注意して取り組みましょう。
記述式問題の対策は重要なので、複数の問題集に取り組むのがおすすめです。
問題集によって予想問題の傾向が異なり、さまざまな問題に触れることができるでしょう。
たとえばLECからは、次の記述式問題集が出ています。
予想模試は、本番を想定した実戦的な練習ができるため、複数冊をこなすと効果的です。
こちらも各社特徴が異なるため、より多くの種類の問題に触れておく効果もあるでしょう。
LECや『合格革命』の模試は評判が良いです。
これだけ多くの問題に取り組むと、かなり自信が付くはずです。
時間的な余裕があるかたはぜひ挑戦してみてください。
おすすめの教材は、こちらに変えてもOK!
ここまでにご紹介した教材は当然、自分に合った他のシリーズに代えることもできます。
より多くの情報量を求めるかたには『合格革命』シリーズがおすすめです。
『みんなが欲しかった!』シリーズと比べて難易度はやや高くなりますが、より落ち着いたページ構成で、多くの情報が詰め込まれています。
ただし、『合格革命』の基本書には六法が付属しないため、六法を別途購入する必要があります。
判例集は、『試験にデル判例』という本もおすすめです。
これは、2017年度には『パーフェクト行政書士 重要判例集』として出ていたものが、出版社を変えて出されたものです。
一般知識用の教材としては、ニュース検定用のテキストをおすすめするかたもいらっしゃいます。
いずれの教材も、出版社サイトやレビューを参考にして、自分に合いそうなものを選ぶのが良いでしょう。
まとめ
今回は、独学で行政書士試験に挑むために最低限必要だと思われるものを、私なりにピックアップしてみました。
まだ教材を揃えていないかたは、参考にしていただければと思います。