※最新版については以下の記事をご覧ください。
TAC出版の『みんなが欲しかった!』シリーズは、初学者にも取り組みやすいことで人気です。
今回は当シリーズより、『行政書士の問題集』をピックアップ。
その特色を画像とともにご紹介します。
目次
『みんなが欲しかった!行政書士の問題集』の特色
『みんなが欲しかった!行政書士の問題集』は、同シリーズの『行政書士の教科書』に完全リンクした問題集。
全科目を網羅的に学習できるようになっています。
その特色を1つずつ見てみましょう。
厳選された合計300問
本書は、厳選された300問で全科目を学ぶことができます。
過去問で重要度の高い問題の復習を行い、オリジナル問題で未出論点に取り組める構成です。
比率としては、過去問が8割、オリジナル問題が2割。
ほどよくオリジナル問題も含まれているという印象ですね。
科目ごとの問題数は以下のとおり。
- 憲法・・・・23問
- 民法・・・・88問
- 行政法・・・119問
- 商法・・・・24問
- 基礎法学・・5問
- 一般知識・・41問
民法、行政法のウエイトが大きめに取られていることがわかります。
より効率よく合格を目指すという考え方があるのかもしれません。
問題形式は5肢択一式だけでなく、多肢選択式、記述式もバランス良く含まれています。
基本的な機能を押さえている
問題集として以下の機能をしっかり押さえています。
- 重要度の表記
- チェック欄(5回分)
- 『行政書士の教科書』の対応ページ表記
問題の難易度は表記がありません。
テキストの対応ページは、肢ごとに細かく記載されています。
図表入りの解説と「ワンポイントアドバイス」
各問題の解説ページは、必要に応じて図表も挿入されており親切です。
とくに、複数の人物が出てくる民法の問題で図が多くなっています。
解説中の重要語句は太文字に、正誤判断のポイントとなる箇所は赤文字となっています。
赤シートも付いているので、解答・解説を隠しながらの学習が可能です。
さらに問題によっては、解説ページに「ワンポイントアドバイス」を掲載。
問題を解くうえでの注意点や、重要な関連知識が説明されています。
『みんなが欲しかった!行政書士の問題集』の効果的な使い方
本書は、『行政書士の教科書』と併用することで効果を発揮します。
問題集を解き始める時期については、『教科書の1回目を読む段階から』と本書の中で勧められています。
これは確かにそのとおりで、インプットとアウトプットは常にセットで行なうことが効果的。
教科書を1セクション読み終わるごとに、該当部分の問題を解くと良いでしょう。
チェック欄が5回分付いているので、すべての問題をマスターするつもりで取り組むことをおすすめします。
まとめ
『みんなが欲しかった!行政書士の問題集』は、必要に応じて図表を用いた解説が示されており、初学者に親切です。
この問題集で重要事項をしっかりマスターし、次のステップにつなげていきましょう。