試験までの仕上げを、市販の模試と記述式問題集を中心に行なっていくことにした私。
本試験が迫ってきたこの時期には、一般知識対策にも本腰を入れ始めました。

この記事では、ラストスパートとなる最後の1か月を前に、私がどんな勉強をしたかをお伝えします。

【本試験まで1か月半】一般知識に本腰。条文・判例・まとめノートの読み込みも。

2017年9月も下旬、本試験まで1か月半になりました。

最後の1か月はフルスロットルで行くと決めていましたが、その少し前から、試験範囲に穴を作らぬよう改めて全体を見渡すことを心がけました。

一般知識対策はどのように行なったか

行政書士試験の特色の1つ、一般知識。
政治・経済・情報・通信・文章理解など、さまざまな分野からの出題があるため対策が困難な科目です。
それでも、14問中6問以上という足切りラインがある以上、対策は不可欠。

私がすでに行なっていたことは、「合格革命 基本テキスト」の内容をノートにまとめ直すこと。これは全体像をつかむのに役立ちました。
しかし、実際の試験ではもっと広い知識や最新の情報を問われることもあり、多角的な対策が必要だと感じました。

そこで私が行なったのはこのようなことです。

1.「速攻の時事」を読んでノートに情報を追加

「速攻の時事」は公務員試験用の時事知識のテキストなのですが、行政書士試験対策としても評判が良いものです。
2回通り読んで、重要事項はまとめノートに追加していきました。かなり時事問題に詳しくなれた気がします。


2.LECの横溝先生の出題予想分野について調べる

YouTubeでLECの人気講師・横溝先生の講義が一部公開されており、誰でも観ることができます。
その動画の1つで、今年の出題を予想するというものがありました。
プロの言うことだから信じて勉強してみよう!ということで、先生の出題予想を元に勉強してノートに書き込みました。

3.総務省のHPでネット用語を勉強

これは横溝先生が勧めていたことでもありますが、行政書士試験の一般知識ではネット用語に関する問題が毎年出題されており、その用語は総務省のHPにあるリストから出ているとのこと。
そこで、そのHPにある用語集を読んで勉強し、重要事項をノートに追加していきました。
とても役立ったと思います。

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一般知識はなかなか掴みどころがなく対策が難しいですが、なるべく多角的に学んでおくことが効果的だと感じました。

判例集・条文も改めて読み直す

判例集は一度読んだことがありましたが、知識が深まってきたこの時期に再び通読してみました。
とくに憲法の判例は、行政法に詳しくなってから読み直すと新たな発見も多く、楽しく読めました。
人権問題を行政がどのようにとらえ、どんな対処をしたのか見えてくるからですね。

行政法の判例も読み直しましたが、民法は結局最後まで読みませんでした。
この理由はいずれお話しします。

条文の素読も、この時期にはとくに大切になってきますね。

勉強し始めのころに素読しても意味がよくわからないと思いますが、知識が深まってきてから読むとすでに内容を理解しているため、素読は復習や知識の整理に役立ちます。

まとめ

もうすぐ試験まで1か月というこの時期には、知識に抜けがないように全体的に学び直したり、必要な知識を補ったりしました。
もちろん、模試や記述式問題集の勉強も継続しており、徐々に合格レベルに近づいてきたという実感がわいてきた気がします。