いよいよ本試験まで1カ月と少しになりました。
資格予備校のLECでは、毎年恒例のイベントとして、『あと50日の過ごし方』というセミナーを開催しています。
その模様は現在YouTubeで公開されており、独学者にも有益なものなので、シェアしておきたいと思います。

『あと50日の過ごし方』とは

「あと50日の過ごし方」は、LECが毎年恒例で開催しているイベント。
人気講師の横溝慎一郎先生が、本試験の出題予想や重要論点を紹介するというものです。

2019年9月23日(月・祝)にLEC渋谷駅前本校で実施されましたが、その後YouTubeでも公開されました。

LECに通う生徒向けの内容もありますが、独学者にも役立つ情報が満載となっており、チェックをおすすめします。
説明欄から、講義レジュメのダウンロードも可能です。親切!

『あと50日の過ごし方』参考にしたいところ

本セミナーでは、科目ごとの正解目標や点数目標、出題が予想されるテーマを公開しています。

目標点数

科目ごとの目標正解数は以下のように説明されました。

  • 基礎法学・・・1/2
  • 憲法・・・・・3/5
  • 行政法・・・・16/19
  • 民法・・・・・5/9
  • 商法・・・・・2/5
  • 多肢選択・・・10/12
  • 一般知識・・・8/14

昨年のセミナーとほとんど同じなのですが、行政法が+1、民法が-1となりました。
民法は難問が多く出題される可能性があるので、行政法でしっかり稼いでおく意識が大切ということかもしれません。

点数目標については以下の通りです。

  • 記述以外・・・160点/240点
  • 記述・・・・・30点/60点
  • 合計・・・・・190点/300点

昨年と同様、記述に頼らない得点戦略が勧められていました。
私もその考え方が良いと思います。

出題予想テーマ

科目ごとに出題予想テーマが発表されています。
とくに一般知識については詳しく解説されており、テキストに載っていないような内容にも触れらています。

直前期なので、あまりに多くの内容に踏み込んで混乱してしまうのは避けたいのですが、このセミナーで挙げられた論点については強化しておくと良さそうです。

科目ごとの目標点数もふまえ、時間をかけるべきところとそうでないところを見極め、合格につながる学習を心がけましょう。

試験1週間前・当日の注意点

最後の部分では、メンタル面や持ち物についてなど、本試験まで役立つ多くのアドバイスが語られています。
これも独学者がほかで聴く機会がない内容なので、ぜひ参考にしましょう。

まとめ

独学者にとって貴重な『あと50日の過ごし方』セミナー。
テキストや問題集だけではわからない、ベテラン講師の生のアドバイスも参考に、本試験まで走り切りましょう。