新型コロナウイルス―行政書士試験への影響は？各予備校の対応まとめ

新型コロナウイルスの影響が日に日に増しています。
4月7日、東京都など7都府県に対して緊急事態宣言が発令。
緊張感は高まるばかりです。

行政書士試験を受験予定の皆さんも、それぞれに影響を受けておられることと思います。
このような状況で、なかなか学習に集中できない方も多いのではないでしょうか。

行政書士試験の実施への影響は？

5月実施予定の司法試験については、4月8日、法務省より延期が発表されました。
そのほか、日程が近い各種資格試験は、延期や中止の発表がなされています。

行政書士試験は11月に実施されるため、まだ7カ月ほど先になります。
今後の状況によっては影響が出ることも考えられますが、今のところ実施されるものと考えて準備を進めておくのが良いでしょう。

※2020年5月8日追記
行政書士試験研究センターのHPが更新されました。
試験公示が7月6日（月）、試験日が11月8日（日）の予定とのことです。
新型コロナの影響によっては変更の可能性もあると思われます。
引き続き情報をチェックしていく必要がありそうです。

各資格予備校が対応を発表しています。
大手予備校のほとんどは、通学クラスの一部または全部を休止し、ビデオ受講に切り替えているようです。
生の授業を受けられないのは残念ですが、フォローがあるのは安心ですね。
以下に4月8日時点での状況をまとめますが、最新情報は各社のHPをご覧ください。

緊急事態宣言が発令された都府県では、4月9日（木）以降、原則として通学クラスの授業を実施しないとのこと。
ウェブやDVDでのフォローが行われます。
宣言の対象外の地域では今のところ、通常通り授業が行われますが、ウェブやDVDで受講することもできるようです。

緊急事態宣言が発令された都府県では、4月9日（木）～5月10日（日）の期間、休講となります。
4月9日（木）正午～5月31日（日）の期間、通学クラス生はウェブ講義が無料で視聴できるとのことです。

4月8日（水）～4月20日（月）の期間、各教室での臨時休校が発表されています。
ウェブにて受講を継続することができます。

首都圏・関西圏・九州圏の教室に関して、4月8日（水）～5月10日（日）の期間の休講が発表されています。
ウェブ視聴が可能です。

4月8日（水）～5月6日（水）の期間、通学クラスが休止され、ウェブ受講に切り替えられます。

在宅時間が増えている方が多いと思いますが、長時間勉強できるかと言えばそうでもないですよね。
感染症への心配はもちろん、今後の見通しが立たない不安感が絶えず襲ってきます。

かくいう私も、在宅時間をあまり有効に使えていないのが現状です。
行政書士業務の勉強や情報発信など、やるべきことはいくらでもあるのですが、なかなか手に付かずニュースばかり見てしまうのです。

とはいえこの問題は、まだ当分は続くでしょう。
いつまでもうろたえているわけにもいきません。

心配しても変わらないことは過度に心配することなく、一つ一つできることを進めていきたいものですね。
私も時間を決めてやるべきことに集中し、その間はニュースなどに接しないように心がけていきたいと思います。

行政書士試験は、さまざまな状況に対応するバランス力が試される試験です。
合格までの道筋を逆算し、試験日に間に合わせることも必要です。
今回は大きな試練になりますが、今できることを最大限続けていくことにより、知識はもちろん、本試験に対応できる総合力が身に付くことと思います。

何よりも健康を第一にしながら、合格への歩みを続けていきましょう！