行政書士試験の学習を始めると、テキストを読んで知識を吸収していくことになります。
初学者にとっては初めて知る内容が多いため、次々とマーカーを引きたくなってしまいますね。
しかし、マーカーは思いつきで引くよりも、よく考えて引く方があとあと役立ちます。
この記事では、テキスト・参考書にマーカーを引く目的や注意点をお伝えします。
その後、私が取った方法もご紹介します。
目次
テキスト・参考書にマーカーを引く目的
テキストにマーカーを引くのは、そもそも何のためでしょうか?
それは、重要かつ覚えにくいところを目立たせるためです。
そのように目立たせるのは、あとで参照したときに見つけやすくするためですね。
目立たせたいわけですから、マーカー箇所は少ない方が良いはずです。
ついマーカーをたくさん引きたくなってしまいますが、この目的を考えると、ぐっと我慢することも必要でしょう。
マーカーを引くときに注意したいこと
マーカーを引くときには、以下の点に気を付けて引くと良いでしょう。
重要なポイントを見きわめる
あまり重要でないポイントに引いてしまうと、重要でないことを何度も復習することになってしまいます。
まずは全体像をつかんで、どこが重要かが判断できるようになってからマーカーを引くのがおすすめです。
覚えにくいところだけに引く
重要なところ全部にマーカーを引く必要はありません。
多くの参考書ではもともと、重要なところが強調されていることでしょう。
マーカーを引くのは、とくに覚えにくいところだけにします。
できるだけ短く引く
重要だからといって何行もマーカーを引いてしまうと、ゴチャゴチャして見にくくなります。
とくに重要なキーワードにしぼって短く線を引くようにしましょう。
キーワードをしぼるためには、内容を理解している必要があります。
そう考えると、初学者が最初から効果的にマーカーを引くのはやはり難しいでしょう。
効果的にマーカーを引くと、有用な復習ツールに
上記の注意点をふまえてマーカーを引いていくと、復習のときに役立ちます。
厳選されたポイントを目立たせてあるので、あとで見つけやすいからです。
また、とくに忘れやすいところにマーカーが入っていれば、直前期のチェックにも役立つことでしょう。
私は「テキストにはマーカーを引かない」派
じつは私自身はテキスト・参考書には一切マーカーを使わないようにしていました。
これは好みの問題だと思いますが、私はテキストや参考書はきれいに使いたいのです。
テキストはもともとカラーや太字、図表を使ってわかりやすく書いてあるので、書き込むとわかりにくくなってしまう気がしたんですね。
その代わり、覚えたいと思ったことは「まとめノート」に書きました。
そして直前期になってから、どうしても覚えられないところにだけ(ノート上に)マーカーを引いていきました。
厳選してマーカーを引いたので、直前チェックノートとしてかなり使えました。
ちなみに、書き込みをしなかったもう1つの理由は、使い終わったテキストをあとで売りたいと思っていたからです^^;
私の方法は、あくまで参考のために紹介させていただきました。
テキストにいろいろと書き込んでいくのも、良い方法の1つです。
ぜひご自分に合った勉強法を選んでくださいね^^
まとめ
マーカーをどのように引くかは自由ですが、せっかく引くならあとで役立つ引き方をしたいものです。
①ある程度理解してから、②厳選したポイントに ③短くマーカーを入れていくと、復習のときに役立ちます。