2018年度本試験を受けられたみなさん、改めてお疲れさまでした!
数日が経過し、疲れは取れてきたでしょうか?
予備校各社が発表した予想解答をもと、すでに自己採点なさった方も多いでしょう。
今年は一般知識の傾向がガラッと変わったので、苦戦された方も多かったようです。
とくに問題56は、各社の予想解答が3つに割れる事態に。
合格発表日まで予断を許さない状況となっています。
この記事では、自己採点を終えたみなさんに向けて、ひとことずつメッセージを送りたいと思います。
合格が(ほぼ)確定した方
自己採点で合格がほぼ確実というあなた、おめでとうございます!
発表があるまで油断はできませんが、安心と喜びを噛みしめておられることでしょう。
ここまでくるには、じっくり戦略を立て、並々ならぬ努力をしてこられたことと思います。
自信をもって次のステップに進んでくださいね。
もちろん、支えてくれた人たちへの感謝もお忘れなく。
戦略上あまり深く勉強しなかった分野があれば、合格発表までの期間を有効に使って勉強しておきましょう。
とくに会社法に時間をかける人は少ないので、手薄になっていると思います。
実際に行政書士になると、会社法の知識は重要なのだそうです。
SNSでのやりとりについて。
合格確実になると、嬉しさのあまり人の気持ちを考えられず、意図せず傷つけてしまう可能性があります。
SNS上で発言するとき、人を見下すことはもちろんですが、他の受験生が聞いてがっかりするようなことをつい言ってしまわないように注意しましょう。
人は挫折したときにも試されますが、絶好調の時にも試されるものだと思います。
不合格が(ほぼ)確定した方
記述式の採点を待たずして不合格が確定してしまったあなた、本当にお疲れさまでした。
基準点の補正措置や没問も可能性はありますが、それでも厳しいという方もいるでしょう。
精一杯努力してきたのに良い結果にならないと、ひどく挫折感を味わうと思います。
もちろん試験は結果が重要であり、「問題が自分に合わなかった」と言い訳するのは良い考え方ではありません。
それでもやはり、運良く得意な問題が出て合格する人もいれば、その逆もあり得ます。
あなたも、出る問題によっては合格していた可能性があるでしょう。
ですから、必要以上に自分を卑下しないでください。
厳しい勉強を続けてきた自分を褒めてあげてください。
支えてくれた人たちに、感謝を伝えてください。
本試験の自己分析だけは、早めにやっておくと良いと思います。
しばらくして気持ちが落ち着いたら、試験に再チャレンジするかどうかを決めましょう。
これまで積み上げてきたものがあるので、戦略を立てて効率よくやっていけば、次回は期待できると思います。
SNSでのやりとりについて。
点数が良かった受験生の発言に傷つくことがあるかもしれません。
無神経と思える発言をする人は、良い結果につい調子に乗ってしまい、一時的に人の気持ちが考えられなくなっているだけかもしれません。
そしてなかには、人を見下すようなヒドイ人もいます。
他人の言葉を気にしすぎないように気をつけましょう。
人と比べるのではなく、自分自身ががんばったことを評価しましょう。
良い仲間の声だけに耳を傾けてください。
もちろん私も、応援しています。
合否は記述式の採点次第という方
まだ合否がはっきりせず、記述式の採点次第というあなた、まずはお疲れさまでした!
合格発表までの2か月以上はとても長く感じられ、不安が募るかもしれません。
まず、合格ライン前後まで得点できていることをしっかり評価しましょう。
決して楽なことではなかったと思います。
同時に、本試験の反省を丁寧に行なうようにします。
自分の受験戦略の正しかった部分、足りなかった部分をよく分析しておくと良いでしょう。
発表までの間は、会社法や民法のマイナー分野など、手薄になりがちなところを勉強しておくと良いと言われています。
合否にかかわらず役立つ内容なので、この期間にしっかり勉強しておくことをおすすめします。
記述式の採点基準は知りようがないので、発表までモヤモヤが続きますね。
期待しすぎず「受かったらラッキー」ぐらいに考えておくと楽でしょう。
生殺し状態でメンタルが試されますが、これも成長の機会だと考えて前向きにがんばりましょう!
SNSでの発言については、上記で述べたとおりです。
ともに同じ試験に挑戦した同志ですから、互いをたたえて気持ちよく付き合っていきたいですね^^
まとめ
自己採点の結果によって、やるべきことは異なります。
しかしどの立場の人でも、感情をコントロールし、他の人の気持ちを思いやったり、次の一歩を踏み出したりする必要があると思います。
早めに試験結果を分析し、次につながる勉強を徐々に始めていきましょう。
これからも、応援しています!