行政書士会では、毎年4月~6月にかけて各団体の定時総会が開催されます。
一般の行政書士が参加するのは、本会(都道府県の行政書士会)の総会と支部の総会でしょう。

私のところは、4月に支部の総会、5月に本会の総会があり、それぞれ出席してきました。
この記事では、その時の模様をお伝えします。

支部の定時総会

支部の定時総会は、4月某日、地元の宴会場で開催されました。
総会の出席率が高く、私としては初めてお会いする先輩方も多かったです。
私の支部は年配の方がほとんどであり、まだ馴染めない私は隅っこの方に席を取りました^^;

総会の議案は、以下の通りです。

  • 前年度の事業報告
  • 前年度の決算報告
  • 今年度の事業予定
  • 今年度の予算案
  • 役員人事

2時間ほどをかけて報告や質疑応答、決議が行なわれました。
お金に関することは会員の関心も高く、さまざまな意見が出ていたのが印象的でした。
(その後、政治連盟としての総会もありましたが、こちらは短く終わりました。)

総会が終わると、次は懇親会です。
懇親会では新年会の時と同様、豪華なお膳が並びました。

懇親会には地元国会議員や県議会議員も来賓として参加。
やはり行政書士会と政治のつながりは深いのだなと改めて認識したのでした。

私は政治にはあまり関心がないのですが、議員さんと話したりお酌をし合ったりできるのは貴重な機会ですし、正直言って悪い気はしません。笑

懇親会中の会話は、業務よりも政治の話題が多かったような気がします。
政治に疎い私としては、ただただ感心するばかり。

そんな中でも、先輩方が優しく声を掛けてくださり、「わからないことは何でも聞いて!」と言ってくださったのが嬉しかったです。

本会の定時総会

静岡県行政書士会の2019年度定時総会は5月に行なわれました。
県内1500名ほどの行政書士の内、300人ほどが集結。
一日かけての総会でした。

本会総会となると、支部とはわけが違います。
ホテルのパーティー会場で盛大に行なわれました。
交通費もたっぷり支給されました。(支部によるようです)

議題はやはり、事業報告や計画、決算報告や予算の承認、役員人事に関するものでした。
しかし、規模が大きいだけにそれぞれのボリュームも多く、時間がかかります。

とくに予算に関しては厳しい質問が飛びました。
会員は毎月会費を納めているわけですから、その使途に関心を持つのは当然ですね。

質疑応答も終わり、予算の承認に移ろうとする場面では、
「修正動議!」の声が上がり、さらに厳しい追求がなされる事態に。
一旦休会にしての審議となり、緊張感がありました。
一連の流れを通して、多くの会員が、会をより良いものにしたいという意識を持っていることを知れた気がします。

その後、本会の会長選挙が実施されました。
各候補者がスピーチを行ない、投票に移ります。
結果的には前任者の再選となりましたが、こちらも緊張感がありました。

書士会としての総会が終わった後は、政治連盟としての総会です。
すべてが終わった時には午後5時近くになっていました。
私はただただ座っていただけですが、それでも疲れました^^;
(そのあと懇親会もあったのですが、私は用事があり欠席しました。)

ちなみにこの総会の冒頭では、前年度の新入会員の紹介も行なわれました。
一人ひとり名前を呼ばれ、起立&礼をしていきます。
もちろん私の名前も呼ばれましたよ。
久しぶりに大きな声で「ハイ!」と言いました。

最後に、お昼に出たお弁当の画像を載せておきます。
豪華なお弁当で、とても美味しかったです。

定時総会での弁当

まとめ

本会と支部の総会を通して、行政書士会の組織についてよく知ることができました。
政治色の強さも改めて実感。
少しずつ、このような空気にも慣れていかなくてはいけません。
本会総会では新たな出会いもあり、出席してよかったです。